International psychological applications conference and trends学会にて研究発表

お知らせ

2023年4月22日-24日、ポルトガルのリスボンにあるVIPエグゼクティブエントレカンポスホテル&カンファレンスで行われるInternational psychological applications conference and trends(InPACT 2023)という、心理学およびその近接領域に関する国際学会において、当社の橋本が参加した研究発表が行われます。

【学会情報】

学術大会名:International psychological applications conference and trends(InPACT 2023)

開催場所: VIPエグゼクティブエントレカンポスホテル&カンファレンス

学会URL:https://inpact-psychologyconference.org/

大会期間: 2023年4月22日(土)-24日(月)

演題名:人的資本の持続性のリーダーシップ尺度日本版の有効性と信頼性

演者:津田 彰教授(帝京科学大学)

【概要】

COVID-19感染への対応の中で、多くの日本企業は企業価値の持続性を向上させるための様々なマネジメントの問題に直面しており、かつ変化に柔軟に対応し想定外の出来事への回復力を高める新しいリーダーシップが必要とされている。

この観点から近年、人的資本の持続的なリーダーシップ尺度(HCSLS)のための新しい手段が開発された。

この研究において、私たちは日本の職場環境でHCSLS-日本版の開発と、日本人労働者の新しいリーダーシップを評価する尺度の心理測定特性を解析するための予備調査を実施した。

横断的調査は、2019年9月13日~27日の期間、インターネットを介し、18歳以上で日本の公的機関や民間企業のリーダーとして雇用されている33,480人を対象に行われた。

結果、HCSLS-日本語版の3つの因子モデル(倫理的、持続性、マインドフルリーダーシップ)は、許容範囲内の適合が示された。

開発されたHCSLS-日本版は、サーバント・リーダーシップを除いて、新しい種類のリーダーシップを評価するための信頼性と有効性のある尺度であると証明された。

欧米の人的資本の持続性リーダーシップの形を東洋の働き方に適応させる必要があるが、現時点においてもHCSLS-日本語版は日本人の労働者にとって実用的かつ有用といえる。

今後の研究では、より高レベルの人的資本の持続性リーダーシップを持つリーダー自身が、社会的かつ心理的に幸せであると感じているかどうかを調査する必要がある。

※マインドフルリーダーシップ…自身と目の前の状況に気を配り冷静に見つめる事で、部下にも配慮することができ、部下の力を引き出すことができるリーダーシップのこと。

※サーバント・リーダーシップ…部下を支え、長所を発揮できるよう働きかけるリーダーシップのこと。

【本件に関するお問い合わせ先】
ユナイテッド・ヘルスコミュニケーション株式会社
URL: https://www.uhc.jp/
マーケティング担当:高杉
連絡先:03-6661-1154 MAIL:takasugi@uhc.jp

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